2008年11月 新着情報 | |
FloraGLO®ルテインのGRAS ステータス拡大で食品・飲料会社に好機 (PDF:284KB) |
FloraGLO®ルテインはケミン・ヘルスの特許製法により、マリーゴールドの花から抽出・精製・結晶化した天然素材で、人間の身体に存在するルテインと同一のものです。マリーゴールドから抽出したままのマリーゴールド・オレオレジン(エステル体)を精製および結晶化することで、汎用性の高い製品が実現しました。 FloraGLO®ルテイン 20%懸濁液マリーゴールド・オレオレジン由来の精製結晶フリー体ルテインを、植物油(コーン油またサフラワー油)で懸濁させたものです。特許を取得した製法により製品化されています。 FloraGLO®ルテイン 10%VG顆粒マリーゴールド・オレオレジン由来の精製結晶フリー体ルテインを顆粒化したものです。特許を取得した製法により製品化されています。 |
世界で流通しているマリーゴールド・オレオレジンのうち、残留農薬や保存料など厳しい基準をクリアした高品質のものは食品用となりますが、それは20%(2007年時点)に過ぎません。ケミン社は、この食品用マリーゴールド・オレオレジンを使用しています。
食品用の信頼できる原料だけを仕入れるために、マリーゴールドの栽培地および加工施設を実際に訪問しています。
以下のように、FloraGLO®ルテインは第三者施設による検査や各国の機関からの認証を受けており、製品の安全性と品質が認められております。
- 原料の検査
- 完成品の検査
- HACCP(危害要因分析に基づく必須管理点)認証取得
- 年1回の第三者機関による抜き打ち検査
- NSF GMP(製造管理及び品質管理規則)適合
- JECFA(国際連合食料農業機関/世界保健機関 合同食品添加物専門家委員会)認定
- USP(米国薬局方)認定
- DGCCRF(フランス経済財務省競争・消費・不正防止総局)/AFSSA(フランス食品衛生安全局)認定
- GRAS(一般に安全と認識されている物質)認定
※FloraGLO®ルテインは、食品・飲料への使用を認められた米国で初めてのルテイン製品
FloraGLO®ルテインは、2001年にGRAS(食品および飲料として用いる上で一般に安全と認められるもの)として認定されました。GRASとは、米国の専門機関がメーカーからの要請を受けて、専門家のチームを編成し、メーカーから提供された安全性のデータを評価し、GRAS物質として認めても問題ないと判断した場合に"認定される"ものです。
マリーゴールドのおもな栽培地の中で、ケミン社の条件を満たすのはインドにある契約農場のみです。他の農場からは一切仕入れておりません。
なお、製品の製造と包装は米国で行われています。
※品質管理に関する詳細は、「2007 FloraGLO®ルテインシンポジウム講演録」 (PDF:2.37MB)でもご覧いただけます。
2002年の米国において、アイケア製品の分野ではボシュ&ロム社の「オキュバイト」が、アンチエイジング製品ではツインラボ社の「ツインラボ・ルテイン」が、マルチビタミン製品ではワイス社の「セントラム」が、各分野の売り上げトップの製品となりました。ケミンヘルスのFloraGLO®ルテインは、これら全ての製品に採用されています。また、プロテインドリンクやフルーツジュース、シリアルなどへの栄養強化目的でも、FloraGLO®ルテインの利用は急速に広がっています。
2010年8月現在米国では、ルテイン、DHAなどを複合して、視機能と認知機能に対する有効性の検証を行うAREDS2と呼ばれる大規模の介入試験が実施されています。(2011年終了予定)
また、2009年11月に日本油化学会主催で開催されたシンポジウムにおいて、ルテインの最先端の研究で著名なタフツ大学のJohnson博士が、ルテインとDHAを両方摂取することで眼の抗酸化機能と脳の記憶機能が改善することを発表されました。
学会報告の内容は、2010年1月号のFood Style21にも取り上げられています。
FloraGLO®を用いたヒトでの実験
- 毒物学上の副作用は、いかなる研究においても報告されていません。
- 黄斑色素濃度は、FloraGLO®ルテインの摂取量の増加とともに上昇します。
- 血漿ルテイン濃度は、FloraGLO®ルテインの摂取量の増加とともに上昇します。
- FloraGLO®ルテインの摂取は、眼に健康上の利点を有意に及ぼしうることを審査制度のある学術雑誌で発表されたヒトでの研究が明らかにしています。
- FloraGLO®ルテインを使用したAMD患者で視機能に関する客観的パラメータが改善されました。